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初めてのお見合い

ライラのお散歩のコースは幾つかあるが、その中で老人居住区を通り抜けるコースがある。

ま、そこの地区を特定してそう呼ばなくても、この町全体が老人居住区といえなくもないが…。

先日、その前を通りかかったときの話である。

スタスタ歩く私とライラを後ろから呼び止める声がする。

振り返ると、そこには若かりし頃のジャン・クロード・ヴァン・ダムを彷彿とさせる30代ぐらいの男性が息を切らせながら走ってきた。






えっと、ジャン・クロード・ヴァン・ダムをご存じない方へ

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私の好みではないが(…って私は一体何様!?)、一般的には「端正な顔」と言えるだろう

現在の彼は見る影もなくオッサン化しているが…

欧米人は老けるのが早いこと!






ま、ジャン・クロード・ヴァン・ダムの話はおいといてぇ…、その男性は「この犬はパピヨンですよね?」とライラを指して尋ねてきた。

“ふふっ、この人、私をナンパするのにまずはライラをだしに使うつもりだわ”とてっきりカン違いしていた私に、彼は重ねて聞いてきた。

「何歳ですか? オスですか?メスですか? 血統書はついていますか?」

“血統書って…普通そんなこと聞くかぁ?なんか失礼なヤツ!”と少し憤りながらも、いちいち答えてあげていた。

と、彼は狂喜しながら「まさにベストマッチング!」と叫び、「早く早く!」と後ろから来た女性を手招きした。

「失礼、自己紹介が遅れました。彼女は僕の妻で、今ちょうど両親の家に遊びに来てるところなんです」

“どうりで、こんな若いハンサムな男性、この町で見たことないもん。それにしても妻帯者か…。でも、奥さんのいる前で私をナンパ?”と、私はここでもまだナンパ説を却下できずにいた。

「実はうちのパピヨンのお嫁さんを探しているところでして、うちのは2歳の男の子。イタリアからきました。近所でパピヨンは殆ど見かけないし、ブリーダーさんに頼むしかないと思っていたところです。」ということ。

“なぁんだ、お目あては私じゃなかったのね…”って当ったり前だけど(~_~)

そして、彼らのパピヨンってどこ?と目を凝らして見てみると、その奥さん(すっごい巨漢)のサッカーボールのような胸にちょこんと挟まれていた。

なんとも小柄でうさぎのような小ささ

彼女との対比で余計にそう見えたのかもしれない。

ライラと同じく、トライカラーで本当にイタリアのちっちゃな貴公子といった感じ。

私としてもライラ2世のことを考えなかったわけではない、というより、それは私の密かな野望だったと言えよう。

そうこうしているうちに彼らの両親もやってきて、皆口々に「ホントにかわいいパピヨンちゃんね。二人ちょうどお似合いだわ!」と、ライラを見て目を細めていた。

しかし、当のライラは目を白黒させ、なんとかその場から逃れようともう必死!

15分近くもその攻防は続いていたであろうか、彼女のあまりの嫌がりようについに全員諦めざるを得なかった。

「すみません。ホントにこの子、社会化が出来てないんですよ。」と私が謝ると、「イヤ、これはもうご縁がなかったものと…」と皆引き上げていった。

“あれ?電話番号もメールアドレスも聞かれなかったということは、もう私とコンタクトとることは金輪際ないということね…”と彼らの後姿を未練がましく見送った私である。






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人の気も知らないで、いざ帰ろうとすると、猛スピードで家路を急ぐライラ






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途中にあるポピー畑もマーガレット畑も完全無視!






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ようやく家で一息つくと、この恨めしそうな顔

よくもよくもこのアタシをあんな恐ろしい目にあわせたわね~(-"-)

あんなへなちょこがアタシのお婿さん? ふん、笑わせんじゃないわよ!!

…と、めちゃめちゃ大きな口を叩いておられますが、へなちょこはどっちよ?




まぁでも、あんなにまで嫌がるなら無理強いさせてそれがストレスになってもいけないし、この際キッパリとライラ2世の夢は諦めることにしよう。

本当はうすうす無理だとわかってはいたのだが、実際に見せ付けられると、果たして私の野望も砕け散ってしまった。

やはりライラに幸せにその犬生を全うさせてやることのほうが大事だし、そうでなければこの家に引き取られてきた意味がなくなってしまう。




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わかればよろしい!!

ふぅ、安心したら眠たくなってきちゃった






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それでも、往生際の悪い私  ライラの小さい頃の写真を取り出して眺めてみた

ライラに2世ができていたら、こんな感じだったんだろうな

これは生後3ヶ月過ぎて初めてお散歩にでようとしていたとき(2009年の2月)

その時ダブダブだったこのワンピース、同じ年の秋に着せようと思ったらもうすでに入らなかった

それにしてもパピヨンは成長に伴い、劇的に変化する犬種だと思う

この頃はライラが現在のような美犬(あ、自分ではそう思ってます…)になるとは思ってもみなかった

いつも表情のない顔でぼーっとしてたもんなぁ







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自己紹介
ベルギーのいなか町に住む中年の専業主婦です。 夫一人、犬・猫各一匹と一つ屋根の下暮らしています。
By yuyu
おしらせ
以前書いていた日記は楽天ブログ「わががまん」に残してきました。 まだ4ヶ月しか書いていなかったのですが、もしよろしければご参考までにどうぞ。
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