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ピレネー旅行 2011 (5)

スペインでオルデッサ渓谷へ行った時のこと。

ここはトレッキングというにはあまりに過酷過ぎる道のりであった。

ランチを終えて1時近くにスタートしたのだが、コースを終えてもとのパーキングエリアに帰ってきたのは夜9時。

「おかしいなぁ、ガイドブックでは5時間半の道のりって書いてあったのに…」と夫は言ったが、彼の能天気さにはあきれてしまう。

「5時間半っていうのはただ歩くだけの時間であって、いろいろ見たり写真撮ったりしながら行ったら、もっとかかるって最初からわかってるでしょう?それにこのトロくさい私が同行してるっていうのに」

それからペンションまでの道のりが車で1時間。

暗くなる前に到着してホッとした

というのも道には電灯がなく、しかも山道は慣れていないので危ない。

夕食も10時半からと遅くなってしまい、昨日とはうって変わって「これは自分たち家族が食べた残り?」とでも言いたいようなごちゃ混ぜの煮込み料理が出た。

ペンション・オーナーの若夫婦も小さい子どもがいたため、少し機嫌を悪くしていたようだ。




ああ、そういえばこの山登りの最中、寿命が100年縮むようなできごとがあったなぁ。

ひ、ひゃくねんって…私の寿命は一体何年なん???

頂上まで上ったとき、眼下を見下ろせるようにブロックを胸の高さまで積み上げた塀があった。

こわごわ覗き込むとそこは断崖絶壁。

そしてそのブロック塀には子どもも下を覗き込めるよう、ところどころに30センチ四方の穴が開けられていた。

そこへあろうことかライラが走ってきて、ピョコンとのっかってしまったのだ!

勢いあまって下へ転落でもしたら大変!

しかしそこで大声を出してはかえってびっくりさせると思い、「ライラ、チーズよ、ほらチーズ落ちてるわ」と猫なで声を出しながら、落ちてるはずもないチーズを拾い上げるふりをしてみせた。

案の定ライラは近寄ってきてそこから離れたが、本当にもう生きた心地がしなかった。







これが登った山

両手を使ってよじ登らなければならない場面もしばしばで、ライラにしてみれば目の前に自分の何倍もの大きさの壁が立ちふさがっている感じだろうに、それをものともせず、ヒョイヒョイ上っていく

P1020723(1).jpg







これは登っていく途中

ここはまだ写真を撮る余裕もあったが、本当にひどいところでは先を行く夫と15分近くも離れてしまい、全くの独りぼっちになってしまった

わ、今思い出しても足がすくんでしまう

そこへライラはダーッと山道を駆け下りてきて、心配そうに何度も何度も私の様子を伺う

夫なんかより100万倍優しいではないか!!!

P1020722(1).jpg







これは傾斜が少し緩やかになってようやく下を覗き込めるようになったときに撮ったもの

大分日が傾いてきている しかし、この時まだ半分も歩ききってなかったのではないか

P1020724(1).jpg







写真右に見える山から下りてきた

左中央には滝が流れており、ここからは緩やかな下り

下りといっても石ころだらけで、ちょっと気を抜くと捻挫でもしてしまいそうな悪路

P1020736(1).jpg







これは帰りの道

「大丈夫?」とこれまた私を気遣ってくれるが、お願いだから、ライラちゃんこそそんなに崖っぷちを歩かないでね

P1020721(1).jpg







帰り道は川にそってずーっと歩いていく

綺麗な場所もたくさんあったが、もう駐車場までたどりつくのが精一杯で、トレッキングってこんな苦行を強いられるものではないはず…

P1020754(1).jpg



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自己紹介
ベルギーのいなか町に住む中年の専業主婦です。 夫一人、犬・猫各一匹と一つ屋根の下暮らしています。
By yuyu
おしらせ
以前書いていた日記は楽天ブログ「わががまん」に残してきました。 まだ4ヶ月しか書いていなかったのですが、もしよろしければご参考までにどうぞ。
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