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シルクはシルクでも (ピレネー旅行 13)

さて、いよいよ最終回。

ピレネーを出発しフランスを縦断して、ベルギーにある我が家へと車を進めていく。

途中、フランスにある小さな美しい村サンシルクラポピというところに一泊。

ここはフランス人がバカンスでよく訪れるというそれはそれはお伽の国のような可愛らしい村で、もう夢中でカメラのシャッターを切りまくった。

多分、この日の写真枚数が今回の旅行中一番多いのでは?

シルクといってもこのシルクはCIRQと書いて、あの山のシルク(CIRQUE)とは全く関係ないのであしからず御了承願います






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お洒落なブティックやら飲食店が所狭しと立ち並ぶ

オブジェもセンスよく飾られていて、どこを見渡してみてもカワイー♡





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家の隙間の小路はどこも大変風情があり、つい覗き込んでしまう






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全ての建物が緑で飾られていて観光客の目を大いに楽しませてくれる






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城砦から見た眺め 南フランスらしい緑豊かな景観が広がっている

サンシルクラポピは城壁に囲まれた小さな村 (30分あれば村一周出来てしまう)

ただし、村内の道は全て坂道なのでやっぱり1時間はかかりそう






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村全体の外観だけを見ると統一はされているが茶色一色でなんとなく貧しい村をイメージしてしまうが、その内装ときたらとびっきり綺麗で村人全員が芸術家なのでは…?と疑ってしまうほど

村内の車の乗り入れは禁止で、許可された車だけ時間を区切って駐車できる

私たちも村内にホテルを予約してあったのだが、荷物の出し入れの間だけ車をホテルのそばまで乗り入れ、あとは村の外にある駐車場に車を停めておかねばならなかった






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今回の旅行で最期に泊まったホテル(民宿というよりはホテルと呼ばせていただきたい)

暗くゴチャゴチャした狭ーい間口を通り抜けると、想像できないような明るく開放的な空間が広がっており、お部屋は広々としていて清潔そのもの

ロビーはアンティークの調度品を集めたような重厚な空間になっており、ホテル内に併設するレストランはお花いっぱいの華やかなスペース






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郵便ポストフリークの私としてはぜひ押さえておきたいところ

ここのポストもクリーム色だった

横には湧き水もあり特にのどは乾いていなかったが、お約束なので一応は口をつけてみた






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サイケデリックな牛さん (私にはその芸術的センス、よくわからないが…)

しかし、この旅行でホンモノの牛さんしか見てこなかった私にはニセモノの牛さんはかえって新鮮






ではライラさん、最期にひと言どうぞ


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…だそうです。

帰りの車中ではもう来年の旅行はどこにする?などと話して鬼に笑われながら、一路へと車を走らせ家路を急ぎました。






さて今回の旅行記はこれにて終了いたしますが、全然タイムリーではない話を長きにわたってお聞きくださり大変ありがとうございました。

私自身は旅行から帰って来てこうして思い出話を語ったりするのはとても楽しかったです。

怒とうの勢い(私にしては…です)で書いてまいりましたが、今は山を登り終えたような達成感でいっぱい!って、いやそんな大層な…

またこれからは?の歩みのごとくスローペースで、細々と続けて行きたいと思っています。



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信じる者は救われる (ピレネー旅行 12)

ピレネー滞在における最終日はとても山歩きができるほどの天候ではなかったのでルルドリンクあります)へお参り?に出かけた。

ここルルドは犬の立ち入り厳禁である。

いや、だからといってこのブログを参考にし、犬連れでルルドに行こうとしてらっしゃる方は限りなく0パーセントに近いであろうから、こういう情報は全く役に立たないであろう

実は5年前にもここを訪ねているのだが、その時は愛犬ライラを連れて旅行するようになるとは思いもよらなかったため、犬連れOKかどうかなど全く念頭になかった。

しかし、今現在においてもしこの情報を事前に知っていたなら、多分ルルドへ行こうとはしなかったはずだ。

私はもちろんのこと夫も名ばかりのクリスチャンであるし(ちょうど日本人が結婚式やお葬式を仏式であげようとするのと同じように)、私たちにとってルルドは再訪に値するほど重要なところでもなかったからだ。

あぁ、また信仰心厚いカトリック教徒の方々の逆鱗に触れてしまいそうな暴言!






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カトリック教の聖地であるルルド 

世界各国から年間500万人以上もの人が奇跡を信じてやってくるという

川の流れる広大な敷地内にある大聖堂は常に多くの巡礼者たちで賑わっている






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生憎の天気の中ライラを連れてきたはいいが、入口のところで係員に止められ思いっきり不機嫌に…

私たちは交代で一人ずつ入場してきたため、片一方はライラと一緒に車でのお留守番






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大聖堂の中は豪華絢爛な装飾品でいっぱいだったがビデオ撮影禁止だったので、にわかビデオマニアの夫Mもライラに負けず劣らずの不機嫌振り!






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ドアが開きっぱなしになっていたので「僧侶のお着替えルーム?」ものぞくことができた

マジックで背中のところに名前が書いてあったりして…





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普通の白いローソクに加え、飾りつきの大きなローソクを備える人もいた

ご利益がもっと大きいのかなぁ? それとも願いがかなったお礼参りに?






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マッサビルの洞窟

少女ベルナデッテが聖母のお告げを受け、この洞窟の下を掘ると泉が湧きあがってきたという

この洞窟の岩肌から奇跡の水がジンワリ染み出しており、皆その岩肌に触れたりキスをしたりしながら洞窟内を進む








洞窟の横には各国語で「泉の水を飲み顔を洗いなさい」という聖母マリアのお告げが記されているプレートがたくさん飾られている

マウスオンすると日本語で記されたプレートがアップで見れます






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泉の聖水は一度に多くの人が汲めるよう水道が作られ、蛇口が30個ほど並んでいる

無料なので汲み放題!

皆お約束のように奇跡の水を汲んでいたが、私も一応ペットボトル1本だけ汲んで帰った

普通の水道水を入れて「これはルルドのお水です」と偽っても識別できないであろうし、有難がって飲むことに意義があるのかも!?

シンジルモノハスクワレル






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帰り道ではしとしと降りしきる雨の中、毛の抜けたみすぼらしい黒猫ちゃん(写真上)を発見

思わず、うちの(完全所有物ではないのだが)黒猫ばあさん(写真下)のことを思い出してしまった

毎年のことではあるがひとり置いて旅行に出かけるのは少し後ろ髪ひかれる思いである

が、今年も帰ってみるといつも通り庭にうずくまって、元気に(?_?)鋭い視線を投げかけてきた

(背中がはげたように見えますが、これは光の加減です)

全面的にうちの猫とは言えないが、もしいなくなったりしたら寂しくてしかたないに違いない

ライラだって黒猫ばあさんのことを恐れてはいるが決して嫌いではなく、遠ーくから見ているだけなら尻尾も勢いよく振って今にも飛びつかんばかりに喜んでいる

黒猫ばあさんの視線にぶつかると急に「借りてきた猫」状態になってしまうが…





では、このピレネー旅行もあとは家に帰るだけとなりました。

長々と書き綴って参りましたが、次回は帰路に一泊したフランスの小さな村についてお話し、この旅行記を終えたいと思います。



別行動 (ピレネー旅行 11)

あの強行軍の日以来、毎回「さ、出かけるよ!」と言うと、しり込みしてしまうようになったライラ。

昨日のガヴァルニーでは全工程歩いてくれたが、今日も夫Mは別の山のシルクへ向かうという。

もう私にはどこのシルクを見ても同じようにしか見えないのだが、これって感性が足りてない証拠!?

それはさておき、ライラの朝の様子ではちょっと今日は山登りは無理だろうと言うことになり、私はライラを連れて一人ガヴァルニーの村で遊ぶことにした。

遊ぶと言っても15分で村内を回ってしまえるし、時間が余って余って…。

暇つぶしの方法が全く見当たらなかったのだが、それでもあの狭ーい民宿の部屋に一人でいるよりは100倍マシ!

ということで、村にひとつある小さな教会で不謹慎にもお昼寝をして過ごしていた。

そこは殆ど人も訪れず心置きなくお昼寝できたのだが、それでもたま~に観光客なども来たりして、犬連れで一人コックリコックリしている東洋人の女を見て、皆奇異に思ったことであろう。






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私が巣食っていた村はずれにある小さな小さな教会






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中は始終明るいわけではなく、入るときに自分で電気をつける

2~3分後自動的に明かりが消えるというシステム

木の椅子に長々と寝そべってまるでホームレスのようだったが、こんな失礼な私にマリア様のお慈悲は見込めそうにない






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失礼といえばライラも失礼で、祭壇の上を駆けずり回っていた

こんなところを熱心なクリスチャンに見られたら、張りつけの刑に処されることだろう アーメン






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すごーい、日本語発見!!

小さな村とはいえ、日本人観光客もこぞって…ではないにしろ、少なからずやってくるに違いない

昨日会った山ガールのお二人さんもここに宿泊していたのかなぁ?






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チーズ屋さんの前を通ると、「マドモアゼル(お嬢さん)!」ではなく、「マダーム(奥さん)!試食していったら?」と勧められた

ライラに試食させてやったら、どれほど喜ぶだろう






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ウォーキングスティックの頭の部分にはこんな可愛らしい彫り物が






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途中スーパー(といおうか、何でも屋さん)でポテトチップスを買ったが、封の部分がこんなにパンパンに膨らんでいた

さすが高地で売られているポテトチップス

心なしか普通よりもパリパリ感が増していたような…?



憬れの山ガール (ピレネー旅行 10)

今日のお出かけ先はガヴァルニ-圏谷(シルクドカヴァルニー)

実はここ、5年前にも行っているのだが、その日はお天気が悪く残念な結果に。

こうして何度も行ける場合はいいが、一度きりの旅行となると天候との折り合いが難しいだろうなぁ。

ここは日本のガイドブックにものっていると思われるが、ヨーロッパ最大級の落差を誇るといわれている大滝もあり、ピレネーの中で最も有名なのでは?

幸い、今回は絶好のハイキング日和となり、それだけに観光客で混みあっていた。

それもそのはず、もう7月に入り学校も夏休みだし、学生の集団ハイキングも2~3グループ見かけた。






そして、ここでは私がかねてより憬れていた山ガール二人組みに遭遇した。

雑誌からそのまま出てきたような可愛らしい装いに似合わず、ピレネーに来る前はアルプスへも登ってきたというほどの健脚ぶり。

若さはじけるその姿はオバチャンの目には眩しかった

自分のダサダサの格好がこのときばかりはやけに恥ずかしかったことを覚えている。

普段、周りのヨーロッパ人たちも全然ファッショナブルではないので、自分の格好など気にも留めないのだが…。






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今日はこのシルクドガヴァルニーを目指して歩く  もちろん、もう山越えはしない

この山の向こうはスペイン

スペインとフランスは殆どがピレネーの山を国境としている






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足元に咲いていた花々

多分お花は6月の方が種類が多いのでは

去年はちょうど5月の終わりから6月にかけて行ったのだが、やはりもっと豊富だったような気がする






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犬の立ち入り禁止とこーんな大きな看板がかかっているにもかかわらず、犬連れでお散歩する人はあとを絶たない

他人のことは言えないが…






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この日も暑くすぐにのどが乾くが、ハイキング道が氷河から流れ出た冷たい清流とすぐに交差するので、ライラも好きなときにお水が飲める






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道はこのように平坦で綺麗に整備されてあるところが殆ど

今まで歩いた中でも一番歩きやすいところではなかろうか

よって、幼い子どもからお年寄り(正真正銘のご老人はムリだろうが)まで楽に登れてしまうので、家族連れが気軽にピクニック気分でやってくる






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もし足に全然自信のない方でも、ガヴァルニーではふもとの村からシルクの少し手前までロバ・馬を使って行くことができる






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シルクの一歩手前のこのホテルまでが交通機関(ロバ・馬)を使って上れるところ

ここでも十分に景観の美しさ、雄大さは堪能できる

私たちはここで休憩したが、ビールを頼んで出てきたのはベルギー製

フランスでもベルギービールが人気なのか、カフェに入ってビールをオーダーすると殆どがベルギービールだった






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シルクの全容

左に見えるガヴァルニーの大滝はヨーロッパで一番の落差を誇る






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ここでは滝に打たれて修行などしようもんなら、先に仏様になってしまうに違いない

しかし、ロッククライマーたちはここもよじ登っていったりするのだろう






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遠くから見ると残雪は真っ白に見えるが、近寄ってみると…

それにしても、この分厚さ



もう歩かない!! (ピレネー旅行 9)

旅の後半はスペインからフランスへ。

しかしフランスでは2日間も全く外へ出られないほどの雨に祟られた。

しかもフランス側で6泊した民宿もひどい山の奥で、雨が降ったあとには大規模な霧が発生し1メートル先も視界がきかず大変危険!

その連泊した民宿は汚いし臭いしであまりにも酷く、これならば避難小屋で宿泊するのとなんら変わりないんじゃないかと思えるほど。

ただ宿のご夫婦が話し好きで、「お料理自慢」のお宿らしく毎夕食はなかなか豪華。

ま、田舎料理なだけにボリュームたっぷりで私は閉口してしまったのだが、夫は彼らの人柄とその料理にすっかり心を奪われてしまったよう。

部屋の汚さ・臭さ・狭さなどはどうでもいいのか!

連泊したからとて何の割引もなく、一日の宿泊料金もさほど安くはなかったというのに…。

夫は私がすぐにお金のことをグチグチ言うと怒るが、私が言わないで誰が言うというのだ!

この宿は居心地のよいものとは決して言えなかったが、それだけにどこかへ出かるとただでさえ気分が高揚するのにより一層楽しく感じられた。





さて、宿の不平ばかり述べていても仕方ないので、ここら辺で気分を切り替えて。

この日のお出かけ先はシルクデストべ(フランス語は書けないよ~)。

とにかく、このシルク(cirque)というのは、前回にも述べた圏谷を意味する。






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今回はもう山越えはしないと最初からきちんと確認をとっていた

この日は快晴で青い空が眩しい






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エメラルド色の湖にて

釣りをしている人を発見したが、「釣りは禁止」って看板に書いてあったやん!

あ、でもそれを言ったらこの国立公園内、「犬も立ち入り禁止」だけど…






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この川沿いをすすんでいくとシルクに到達する

この川の水も氷河が溶けてできたもので大変冷たい






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これは避難小屋ではなく、家畜小屋

人間が住めそうなりっぱな外観






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ここはたちのパラダイスで、10件以上の農家の人たちが牛を放牧していた

それぞれのグループのリーダー牛にはこの大きな鈴がつけられている

皆仲良くグループごとに固まって秩序正しく行動していた






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しかし、中にはこうして命を落とす牛もいるらしい

ここでは敵に襲われる危険は毛頭ないし食料となる草も豊富にあるし、果たして彼に何が起こったのか…?






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いよいよシルクに到達

他のところは知らないが、ピレネーではどこのシルクへも無理なく到達できるようになっている

手軽に大自然を体験するのにはもってこい





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マーモットをこんなに真近で撮れるとは\(◎o◎)/!

警戒心の非常に強いこのマーモットはリス科に属し、日本では生息していない






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この顔、この顔! 三角の目をしてもう一歩も歩かない!と強ーく訴えられた

情けない顔ながらも確固とした意思が感じられる






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後姿も哀愁を誘う

アタシのことはもうほっといて!ってこんな所で放っておけるわけないでしょ!

あの骨になった牛さんみたいになったらどーすんのよ?






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ずーっと抱っこして歩くわけにも行かず、しかたないので夫のリュックサックの中身を全部私のリュックの中に移し、頭だけ出してライラを入れた

このとき私はビデオカメラの三脚はじめその他の備品を全て引き受けたのだが、本体は夫Mが手に持ったまま

私に預けるとろくなことにならないそう…  ←言えてるぅ!!!






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ここでも風が強く、ライラの耳毛がすごいことになっている

ああ、でもあんまり身を乗り出さないで! ちゃんとお手手は中にしまってぇ…

このあと再度態勢を整えるためライラをリュックに入れなおしたが、その時あまりにも首のところに当たるリュックサックのひもをきつく締めすぎてしまったためか、急に彼女がゲェゲェいいだした。

その時は事なきを得たが、まさか彼女が歩かなくなるなんて予想していなかっただけに、犬用のリュックサックも持ってきていない

まぁしかし、今回のコースはそれほど長くなかったからいいようなものの、これがもし3日前のあの山越えの時に起こったら…と思うとぞっとした





     
自己紹介
ベルギーのいなか町に住む中年の専業主婦です。 夫一人、犬・猫各一匹と一つ屋根の下暮らしています。
By yuyu
おしらせ
以前書いていた日記は楽天ブログ「わががまん」に残してきました。 まだ4ヶ月しか書いていなかったのですが、もしよろしければご参考までにどうぞ。
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